現代を生きる人々の多くは、日本の伝統技術の深さ・尊さについて、特に意識や理解することなく、日々を過ごしているのではないでしょうか。世界中で高く評価されている和の伝統技術は、数百年も受け継がれてきたものでありながら、どの分野でも後継者不足は深刻な課題であり、100年後まで継承される確証はありません。
そうした状況に歯がゆさや危機感を抱き、世の皆様に伝統技術の魅力を再認識していただきたいと考え、プロジェクトを立ち上げました。この事業が次世代の担い手の誕生となり、さらにその先の発展につながると信じ、「HITOFURI(ひとふり)」プロジェクトを進めてまいります。
-
~ふり、とは日本刀を数える単位のことで、鍛冶職人が一本の刀を鍛錬するがごとく、魂を込めて進めていくという思いで「HITOFURI」と名付けました。